遺品整理で不用品回収をする前に高価買取業者を使うべき理由

こんにちは、チェリーズマーケットの買取スタッフです。今回は、日本全国で社会問題化している高齢化の進行とともに、一気に普及した遺品整理について、買取業者の視点から書きたいと思います。

遺品整理業者は『遺品の処分で儲ける会社(=売れるものでも不要品扱いするほど儲かる)』中古買取業者は『買取・引取りした遺品の再販で儲ける会社(=売れるものをリサイクルするほど儲かる)』という違いがあり、別々の利害があります。

両方できると謳う遺品整理業者には要注意。ゴミと言われ処分料を取られたものが、数日後お店で販売されていることも。それぞれの業者をうまく使って、処分料のかかるものは少しでも減らし、お金になるものは少しでも増やせるようにしましょう!

※チェリーズマーケットは買取に特化したリサイクルショップです。再販ができず、処分料がかかるものは、高額の不用品回収業者ではなく、なるべく自治体のごみ収集をおすすめします。遺品整理業者による見積りの後でも遅くありません。セカンドオピニオンとしてもお気軽にご相談ください。

遺品整理を回収業者に丸投げして損していませんか?

当社は遺品整理業者ではないですが、遺品整理で損されている方は多いなぁと感じる機会も増えています。しかも云十万、云百万単位。ただ業者任せで遺品整理をするのと、多少手間はかかってでも買取業者も利用するのでは、お得度と満足度が雲泥の差。ちょうど遺品整理について悩んでいた、あるいは数年後に遺品整理をすることになりそうな方には、役に立つ内容ですのでぜひ読んでいただきたいです。

遺品整理だけでなくお引越しでももったいないお話が

遺品整理に限らず、進学や就職・転職、転勤・単身赴任、結婚、子育て、離婚、親の介護、家の建て替え・取り壊し・リフォーム、不動産売買など、新生活やお引越しをきっかけとして、人の移動が生じる際には、必ず家財とお金の移動も発生します。一緒に持っていけない家具や家電を不要品回収にただ引き取ってもらうのは損です。そんなときに失敗しないコツは、今回の記事の遺品整理を成功させるやり方とほぼ同じです。

買取業者の当社にも遺品整理にまつわる相談が増加中

高齢者のご自宅には、ゴミとして処分してしまったらもったいない高級品が眠っていることもあり、プロに買取をしてもらおうという方が増えています。

遺品整理業者は都内に多数。なのに買取の相談が殺到

チェリーズマーケットは、デザイナーズ家具やデジタル家電など高級品の買取と、リサイクルショップの運営を行っている会社です。東京都内、神奈川県、埼玉県、千葉県など関東全域に出張買取サービスを展開し、個人のお宅へ伺う機会は多いのですが、遺品整理サービスを売り出してはいません。

また、私たちが営業をしている地域には、知名度があり実績も豊富なところを含め、何十社もの遺品整理専門の会社が、広告や宣伝にコストをかけしのぎを削っています。

にも関わらず、当店の高額買取の評判や口コミなどを耳にされ、家族が亡くなった後の遺品整理や、死後に備えて生前に行っておく身辺整理を、より賢く行いたいという方からのご相談が増えております。普通の買取のつもりで現地に駆けつけてみると、遺品整理中のお部屋だったことも最近はよくあります。

遺品買取をご依頼いただく方の特徴

そのようなご依頼の多くが、遺品整理や生前整理の実施前に貴重品を高く売っておきたい、あるいは整理をしてもらった業者の安い査定額や、高額の引取り費用に納得ができなかったので、鑑定と買取をして欲しいという内容です。

また、ご遺族からの直接のご依頼だけでなく、遺品整理を代行した業者から、回収済みの家具や家電、骨董品などの買取のお願いをいただく機会も多いです。

そのような理由から、いただくご相談には親身に対応し、大切な遺品にしっかりと値段を付け、きちんと新しい持ち主のところに送り届ける、ということが買取業者としての使命だと考えています。

自分で売れる時代なのに買取業者を選ぶ理由

ヤフオクやメルカリに代表されるオークションサイト、フリマアプリを活用している人もいます。しかし、そうした個人出品は、適切な値付けが難しいうえに、写真や文章の用意、落札者とのやり取りや発送作業も大変です。品数が大量の場合には、出品から売り切るまでの手間や時間も膨大です。

そして、業者に払うマージンや手数料は抑えられても、実績数や信用度が落ちる個人出品だと高く売れないことも多々あります。そもそも、オークションが中高年の方や、初めての方には開始の手続きやマニュアルを覚えるハードルが高いですよね。

遺品買取を駆使しながら賢く遺品整理するコツ

これを理解するために次の3点をご説明します。

  1. 遺品整理について知る
  2. 遺品整理の業者について知る
  3. 遺品の種類について知る

以降で詳しく見ていきます。

1.遺品整理について知る

遺品整理は故人を送り出す大切な行為ですが、現代の少ない家族だけですべてを行うのは大変です。前提知識として、遺品整理の意味と作業内容についてご説明します。

遺品整理の意味

Wikipediaによると、遺品整理の定義は次のようになっています。
遺品整理(いひんせいり)とは、故人の残した品(遺品)を整理すること。遺品処理、遺品処分ともいう。」(引用元『遺品整理 – Wikipedia』)

死者が遺したものを適切に処分することは、死者への敬意の現れでもありますし、悲しみに暮れた遺族が死を実感しながら、次の生活へ踏み出していくための、重要な行為です。

遺品をただ放置してしまったり、ただ廃棄してしまうことは避け、再利用可能なものはできるだけリサイクルへ回すことは、遺品整理では推奨されています。つまり、遺品買取は悪いことではなく良いことです。信頼できる業者に売りましょう。

遺品整理に伴って発生するさまざまな作業

遺品整理を行う際には、遺品の処理と処分だけでなく、下記のような様々な作業が発生します。これらすべてを自力で行うのは無理なので、発生する作業に応じて適切な業者選びが重要となってきます。

  • お部屋の片付け、ハウスクリーニング
  • 特殊清掃(自室で孤独死・孤立死をし発見が遅れた事故物件に対して行う、特殊な機材や薬剤を使い消臭・消毒・殺菌を伴う掃除)
  • ごみ屋敷整理(高齢や病気で片付けやゴミ捨ての気力が減衰し、ゴミ屋敷の中で亡くなる方もいます)
  • 生前整理(死後に遺族の手間を煩わせたり、相続で揉めないよう、予め準備しておくこと。定年後に終活の一環で行う中高年者もいる)
  • 福祉整理(老人ホームなどの介護施設への入居、病院への入院を機に行う身辺整理)
  • 遺品処理、遺品処分
  • 不用品回収、廃品回収、粗大ごみ引き取り
  • 遺品買取、リサイクルショップへの売却
  • 遺品供養(引取り手はいないがゴミとして捨てるわけにはいかない思い出の品、愛用品などを、お寺で供養すること。低価格でできる合同供養が人気。)
  • 形見分け(相続品とは別に、身内や知人に遺品を形見として譲渡すること)
  • お引越し、賃貸アパートの退去、原状回復工事
  • 不動産の売却、家屋解体
  • 遺産相続(現金だけでなく土地や建物、有価証券、家財なども対象)
  • 様々な申請書類の作成や手続き(住宅や相続以外にも、税金や保険、仕事に関わるものなど)

これだけの作業を自力で行うのは無理

家族の人数が多かった時代には、家族総出で作業を分担しながら取り掛かれたし、そもそもほとんどの作業は発生しないものでした。

ところが、現在は高齢者夫婦のみの世帯や、お年寄りの一人暮らし(独居老人と言います)が増え、子ども家族や親戚は遠くに住み疎遠なことも多いです。そのような場合に遺族がこれらの作業を自力で行うのは至難の業です。労力がかかるだけでなく、精神的な負担も大きいです。

遺族も高齢であったり、葬儀や法要と時期が被った場合にはなおさら困難です。これじゃ寿命が縮みます。

遺品整理サービスのニーズは高まっている

高齢化による死亡者の増加を原因とした遺品整理自体のニーズの高まりと、やらないといけない作業内容の増加も相まって、それらを代行してくれる遺品整理サービスのニーズが高まっているのです。遺品整理をどうするかは、誰しもが考えないといけない問題となってきていると思います。

2.遺品整理の業者について知る

さて、遺品整理の業界にはどんな種類の業者がいて、それぞれどんな特徴があるのでしょう。

遺品整理の需要が高まり儲かるビジネスとなるにつれ、様々な業者が遺品整理に参入しました。ただし、遺品整理を専業でやっている業者は少なく、本業は別である場合も多いです。残念ながらすべてが騙しやごまかしを行わない、誠実で良心的な業者とは言えないかもしれません。

遺品整理に関わる業者のタイプのうち主なものを紹介します。

遺品整理屋(専門業者)

特殊清掃から遺品の分別、回収、お掃除まで、遺品整理に付随する作業はひと通りできる業者です。手間や時間をかけられない場合には、ここに任せてしまえば安心です。

ただし、専門業者を謳っていても、実は本業はまったく別ということもあります。怪しい業者でないか、実績や口コミ、電話やお見積もりの際の対応などからしっかり判断しましょう。

また、専門業者であっても、作業の一部を外部の業者に委託していることもよくあります。例えば、多くの業者はリサイクル販売業を営んではいないため、中古品の知識や販路は限られています。そのため、買取業者なら高価買取ができるお宝も、買い取ってくれないばかりか、二束三文の金額しか付けてもらえなかったり、処分料が取られてしまうこともありえます。

廃棄物収集(不用品回収)業者

遺品整理の際には、多くの粗大ごみが発生するので、それを有料で引き取る不用品回収サービスを本業とする会社が遺品整理を行っていることは多いです。

ごみ屋敷の片付けから、引っ越し、回収後の部屋掃除など、不用品の処理全般が得意なので、典型的な遺品整理では相性が最も良いと言えます。また、業者によっては、回収したものを再生やリユースに回し有効活用できる仕組みが整っているため、業者間で料金に差が出るケースもあります。

ただし、不要品回収の業者といえど、一般家庭から出たゴミを捨てるには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。「産業廃棄物」の免許しかない業者が遺品処分を行うのは違法ですので、ご注意ください。

また、回収だけでなく買取を行う際に必要となる古物商許可を持っていない場合もあります。

中古品買取業者、リサイクルショップ(当店はココ)

買取業者は、遺品のうち高額で再販が可能な商品を見抜き買取ることができます。

買取と中古販売を専門に行なっているため、中古品に対する知識と高く売れる販路が違います。かなり昔に故人が買ったアンティークでも鑑定ができたり、買取以外の業者だと安い査定額しか出せない家具や家電でも、高額査定を出してくれることがあります。

ただし、最近ではヤフオクなどのインターネットオークションで、誰でもそこそこの値段で売ることも可能なため、十分な知識や経験のない業者もいます。でも、それだけだと十分な買取金額は出せません。高額査定には、中古品として売れる金額と売れるまでの期間を見極める知識と経験が必要です。

当店は、他のリサイクルショップからも依頼が来るほど高価買取の実績が豊富です。目利きの査定スタッフが揃っているだけでなく、買い取った家財の修繕やメンテナンスにより価値を最大限に高められること、家具や家電、骨董品などの愛好家の方との直接取引もできることが高額買取の秘訣です。買取希望商品が複数点ある場合には、他の業者と比べ数十〜数百万円の査定額の差となることもよくあります。

便利屋

いわゆる何でも屋さんです。ニーズのあるものなら何でも、格安で引き受けてくれますが、本格的な遺品整理には不向きかもしれません。また、買取業者のような高価買取は通常できません。いつも日常のお世話をしてもらっている便利屋さんがいる場合には、相談してみるのは良いと思います。

特殊清掃業者

特殊清掃で行うオゾン脱臭や除菌には、普通の清掃会社ではできない特殊な技術や道具を必要とします。仕事内容もハードなため、他の業種の会社が始めるのが難しいです。

孤独死の場合、遺族や大家さん、管理会社から一番先に依頼が来るのが特殊清掃なので、特殊清掃のついでに遺品整理まで行う業者は多いです。

葬儀屋、行政書士事務所ほか

特殊清掃業者と同様に、故人がお亡くなりになった際、早い段階で遺族の方と関わることになるため、お葬式や手続きのついでに、遺品整理の相談を持ちかけられことも多いようです。

ただし、自社で遺品整理を行うことは稀で、提携業者を紹介することが多いようです。その業者がベストとは限らないので、この場合でも業者選びはしっかり行いましょう。

遺品整理の業者選びはしっかりと!

このように遺品整理業界には様々な業者いて、それぞれの強み弱みがあります。自身の状況と照らし合わせ、それぞれの特徴が自分にとってメリットなのかデメリットなのかを考慮したうえで、しっかりと業者を選びましょう。

もちろん、作業内容ごとに業者を分けて使うのも賢いやり方です。特に買取は、遺品の種類によっては、トータルの金額を大きく左右します。

また、業者数が急増したということは、必ずしもすべての業者がモラルのあるとは限りません。業界団体により遺品整理士という認定資格が作られ、共通ルールの普及に取り組んでますが、最終的にはご家族やご自身の判断でしっかり見極めることが大事です。

3.遺品の種類について知る

遺品に何があるかによって、買取業者を呼ぶべきかどうか変わってくると思います。人それぞれ、遺品は本当に色々なものがありますが、ゴミ以外で遺品となるものは以下の様なものが多いのではないでしょうか。

おもな遺品の種類

  1. 家具
  2. 家電
  3. 骨董品(絵画、壺、置き物など)
  4. 貴金属
  5. 仏壇
  6. 衣類
  7. デジタル遺品(インターネット銀行口座、SNS、PC内データ)
  8. 思い出の品(アルバム、手紙など)
  9. 日用品

後半は換金化は難しいですが、前半は中古品でも売れる可能性のある遺品ですね。

これらの遺品は、次のような視点で振り分けられます。

遺品の振り分け方

  • 今後も取っておくもの
  • 形見として他の方に譲るもの
  • 供養してから処分するもの
  • そのまま廃棄するもの
  • リサイクルに回すもの
  • 中古査定をお願いするもの

売れそうなものは捨てずに高く売る!

リサイクルに回したり、中古査定をお願いしたい遺品は、どれくらいありますか?
このようなものが1点でもある場合には、迷わず買取業者に見積り取ってもらった方がいいでしょう。

遺品整理の費用で最も差が出るのは実は買取!

ここまでの説明で、遺品整理と買取の重要性、遺品整理の業者には様々な業者がいて、遺品整理で得するか損するかを大きく左右する遺品買取には、遺品に何があるのかを把握したうえで、適切な業者選びが重要であることが、理解できたと思います。

さて、最後に、これまでの私たちの経験から、遺族の方にとって思いもよらない、超高額での買取ができたケースをいくつかご紹介します。

遺品を高く売れること間違いなしのシチュエーション

  • もう使わない遺品の中にまだ使えそうな家具や家電が複数点ある
  • 亡くなった親が骨董マニアだったので昔買った高い置き物や飾り物、シャンデリアがある
  • 年老いた両親が資産家でもう使わない別荘や別邸、店舗、事業者がある

上記に少しでも当てはまるなら買取業者を呼びましょう。また、下記のような場合にも、業者次第では、びっくりするほどの高価買取につながることが多いです。

意外と高く売れちゃうこともあるシチュエーション

  • ブランドもののソファやテーブル、ベッドなどが1点でもある
  • どれくらいの価値があるか分からないけど珍しい家財がある
  • 3年以内に買った家電やデジタル機器がある

このような値段が読みにくい状況でも、予想外の高値が付くこともあります。

【まとめ】処分前に買取のススメ

遺品整理のプロは、高価買取のプロではない。遺品整理の際には、高価買取業者を活用する!

チェリーズマーケットは遺品買取においても首都圏No.1の高価買取を目指しています。ブランド家具と家電の通常の買取においては、すでに圧倒的な高価買取ができる業者として知られています。お電話一本で無料出張、しかも査定後のキャンセル料は無料です。遺品整理のお見積り前の、当店へのご相談がおすすめです。

遺品整理をされる際には、売れるものはないかな?売れそうならチェリーズマーケットへ相談!よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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