9.302016
事務所移転や買い替えでいらなくなったオフィスチェアを売りたい方必見!【買取金額の相場や高く売る方法】
事務所の移転や改装、店舗の撤退、工場の引っ越しなどでオフィス家具が不要になってしまったとき、以下の様なことが困り事になってきます。
- 高額で購入したものなので、出来るだけ高く売りたい
- 中古家具の買取サービスを利用したことがないので、とにかくなにをすればいいのかわからない
- 既に数年使用したオフィス家具でも買い取ってもらえるのか知りたい
そこで!今回は、特に「購入時は高かったから捨てるのはもったいない…どうしたらいいんだ…!!」ということになりやすい”オフィスチェア”についての買取事情をご紹介します!
1.販売先選び
まずは、そもそもどこに家具を販売すればいいの?ということからご説明します。
・なるべく高く売りたい
・なるべく楽に売りたい
・信頼できるところに売りたい
などなど、人によって以下のようにニーズはそれぞれだと思いますので、各業者の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
自分にピッタリの業者を探してみましょう…!
リサイクルショップ
リサイクルショップは、一般家庭向けにお店を出しているので、買い取り可能な家具も一般家庭用のものがほとんどです。基本的にオフィス家具の買い取りには向いていません。
不用品回収業者
“売る”という概念からは外れてしまうかもしれませんが、通常、オフィス移転や工場の取り壊しなどでは「売れる家具」よりも「売ることの出来ない粗大ごみ」の方が多くでてしまいます。そこで呼ぶのが不用品回収業者です。
不用品回収業者もいい家具があれば買い取ってくれます。場合によっては粗大ごみの処分代が浮くかもしれません。
家具買取業者
特にオフィス家具の買い取り専門業者に依頼すればしっかり査定してくれるので、高額で購入したオフィスチェアを売る場合安心です。
しかし他にもたくさん処分したい粗大ごみがある場合、別途で不用品回収業者に回収依頼をしなければならないので、そこが手間です。
引っ越しなどで不要になった家具を売りたい方! 買取業者を選ぶときに気をつけたいポイント3選!
どこの業者を選んでも一長一短だと思いますので、それぞれの業者の特徴と現状を照らし合わせて最も賢い業者選びをしましょう。
2.どんなオフィスチェアが売れるか
そもそもオフィス家具は家庭用の家具と比べて買い換える機会が極端に少ない場合がほとんどです。
つまり使用年数が長いものが多いので、買い取ってもらえないという場合もしばしば。そこでここではどのようなオフィスチェアなら買い取ってもらえるのかご紹介します。
人気のあるブランド・メーカーのもの
人気のあるブランド・メーカーのオフィスチェアは買い取ってもらいやすいです。どのようなブランドが買い取ってもらいやすいのかいくつか紹介します。
【海外オフィス家具ブランド】
カッシーナ(Cassina)
カッシーナは、工房時代から300年以上の歴史があるイタリアンモダンファニチャーのメーカーで、デザイナーズ家具の代表的なブランドとして知られます。日本ではカッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)が、正規輸入代理店としてカッシーナの家具を販売しています。
ハーマンミラー(Herman Miller)
ハーマンミラーは、1923年にアメリカで創業した世界的家具ブランドです。ジョージ・ネルソンやチャールズ&レイ・イームズ夫妻、ギルバート・ロイド、イヴ・ベアール、アレキサンダー・ジラード、アレキサンダー・ジラード、イサム・ノグチなどの有名デザイナーと連携して、各時代を代表するモダンなデザイナーズ家具を数多く生み出してきました。
エルゴヒューマン(ergohuman)
エルゴヒューマンは、座り心地にとことんこだわったオールメッシュ素材の高級オフィスチェア専門ブランドです。エルゴヒューマンベーシック、プロの両シリーズとエンジョイシリーズが発売されており、エルゴヒューマンプロは10万円を超える高級椅子です。
スチールケース(steelcase)
Steelcaseは1912年にミシガン州グランドラピッツ市にメタルオフィスファニチャーカンパニーとして創業し、100年以上もの歴史を持つ企業です
【国内オフィス家具ブランド】
オカムラ(OKAMURA)
オカムラ(OKAMURA)は、国内スチール家具メーカーでは古く70年の歴史を持つメーカーです。オフィス家具や、ショップ用家具、など多岐にわたり家具などを生産しています。特にオフィス家具は官公庁関係に多く収められている信頼のある製品です。
コクヨファニチャー(KOKUYO)
言わずと知れた文具メーカー「コクヨ」は、オフィス家具関係では後発組になりますが、文房具や事務用品で培ったブランド力を生かし急成長を遂げています。法人向け商品をあらゆる分野に幅広く取り扱っており、ますます人気のあるブランドになっています。
イトーキ(ITOKI)
イトーキは大阪に本社がある上質な空間をソリューションするオフィス家具メーカーです。日本人の為に設計された『スピナーチェア』というグッドデザイン賞金賞を受賞したデスクチェアが人気です。
状態の良いもの
“売れる家具”の大前提として、きれいな状態であることが最大のポイントになってきます。
買取業者が買い取るかどうか判断する基準は「そのオフィスチェアが再販できるかどうか」という一点につきます。
ではどのような状態の家具なら「良い状態」と言えるのでしょうか。次で説明します。
3.オフィスチェアの査定ポイント
ここではオフィスチェアの代表格であるアーロンチェアを例に、買取業者が査定時にどのようなポイントをチェックするのか具体的に説明していきます。
①機能が正常に動作するか
・昇降
・リクライニング
・アームの高さ調節 など
オフィスチェア(特にアーロンチェア)にはたくさんの機能がついていますが、基本的に全部の機能が正常に機能していない場合は買い取りを断られてしまう可能性が高いです。
特に昇降機能はオフィスチェアを快適に使用するのにはもっとも重要な機能なのですが、油圧式で動作しているので一度壊れてしまうと基本的に直せません。ここは要チェックポイントです。買取査定スタッフが念入りに上げ下げして調べます。
②革の状態
・アーム
アームの部分に使われている革が破けていたり、変色していたり、ボロボロになっていないかをチェックします。ここは昇降機能と違って修繕可能箇所ですので、多少のダメージがあっても買い取ってもらえることが多そうです。
③メッシュの状態
・座面
・背もたれ
汗によるムレを防ぐために大部分がメッシュ素材になっているので、そこのダメージの状態もチェックします。こちらも多少のダメージがあってもハイブランドのオフィスチェアなら買い取って貰えます。
④キャスターの傷
最後はキャスター部の傷です。この部分は他のポイントと比べて劣化しにくい部分でもありますので、一応チェックしますが、砂利道を滑走したりしていない場合は大体オーケーです。
4.オフィスチェア買取金額の相場は?
自分の売りたいオフィスチェアがだいたいいくらで買い取って貰えそうなのか、実際に売ってしまう前に何となく知っておきたいですよね?
そこで…!ここでは中古のオフィスチェアの買取相場の調べ方をご紹介します。
①自分で調べる
家具自体の状態に大きく左右されるので、家具の買取金額に相場はないとされていますが、ざっくりと相場を調べることも可能です。
売りたい家具の中古品の相場を検索してみて下さい。家具の状態にもよりますが、大体中古販売価格の3、4割が買取金額です。
②何社か見積もり
依頼する業者のジャンルを決めたら、何社か連絡してお見積もりしてもらいましょう。大体の相場がわかります。
依頼先業者によって買取の得意不得意があるので、一社だけお問い合わせするのではなく、何社か問い合わせて最も高額で査定してくれた業者に依頼するのがおすすめです。
詳しくはこちら▼
知らないと損する!?家具買取の相場 ~買取金額はどうやって決まるの?~
5.オフィスチェアを高く売るには!?
キレイにする!
傷やヘタリや変色以外にも、ホコリによる汚れや食べ物をこぼした汚れで買い取り価格が下がってしまいます。査定を依頼する前に自分で出来る限り家具をキレイにしましょう。この一手間で案外買取金額に差がでます。
早く売る!
時間が経つほど、使えば使うほど、家具や家電の値段は下がってしまいます。いらないかな?と思った家具や使ってない家具はなるべくすぐに売ってしまいましょう。
付属品を一緒に売る!
交換用の部品や説明書などの付属品があれば、全て付けて査定してもらったほうが買い取り価格が上がる可能性が高いです。
まとめて売る!
1点ずつ売るよりもまとめてたくさん売ったほうが1点あたりの買い取り価格が上る可能性が高いです。特にダイニングセットのようなセット商品やシリーズ物で販売されている家具はまとめて売ると高額査定の対象になりやすいです。
商品情報を細かく伝える!
コレは実際に問い合わせする時のコツなのですが、どこのブランドのオフィスチェアなのか、なんのシリーズなのか、どれくらい使ったものなのか、状態はどうかということを細かく伝えることで低めに見積もりされたり、見積金額と実際の買取金額が違ったりすることが少なくなります。
6.まとめ
①状態のいい家具は高く売れる
②人気のあるブランド家具は高く売れる
③できるだけ早い時期にキレイにした家具をまとめて売ると高く売れる
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