6.102016
家具を売る前に知っておきたい~売れる家具と売れない家具の違いとは?~
引っ越しや模様替えなどのタイミングで”要らない家具の処分に困る”ということが誰でも一度はあるかと思います。そんな時、選択肢として上がるのが売るか捨てるかですよね。
不要になった家具がまだ使えそうな場合や、購入時の金額が高額だった場合、「捨てるのはもったいないな~」と考える方も多いと思います。
しかし、いざ売ろうとしてみたら
・わざわざリサイクルショップまで売りたい家具を運搬したにも関わらず、買取を断られてしまった
・せっかくお家に買取業者を呼んだのに、売りたい家具の買取を断られた上に処分代をとられてしまった
なんて話はよく聞きます。
そこで今回は、家具を売る前に知っておきたい~売れる家具と売れない家具の違いとは?~というお話をしたいと思います。
1.売れない家具ってどんな家具?
・再販できない家具は買ってもらえない
リサイクルショップや買取業者に買い取りを断られてしまう家具は、再販できない家具です。場所代やメンテナンス代などの保管費用、運搬費などを引いてマイナスになるであろう家具は買い取りを断られてしまったり、処分費用をとられてしまうこともあります。
そんな時は市のゴミ回収サービスを利用したほうが安いので、そちらの利用をおすすめします。
・買い取りを断られる可能性の高い家具
■汚れている家具、傷がある家具
商品として価値が見込めないほど消耗している家具は新品のときに高価だったものでも断られてしまう可能性が高いです。
■古い家具
デザインが古かったり、既にあたらいモデルがいくつか出てしまっている家具は、かなり状態がよくなければ断られてしまう可能性が高いです。
■組み立て家具
一度組み立てた家具をもう一度解体して組み立てると、歪んだり、ネジが使い物にならなくになったりして、売り物になりません。また、組み立て家具は殆ど低価格で販売されている。というのも組み立て家具が買い取りを断られる理由の一つです。
■運搬するのが困難な家具
ガラステーブルなどの運搬するのが困難な家具も買い取りを断られてしまう可能性が高いです。
2.売れる家具ってどんな家具?
・人気のあるブランドの家具は売れる
人気のあるブランドの家具は中古市場でも人気なので、買い取ってもらえる可能性が高いです。特にイタリアブランドの家具は世界的に人気なので、専門の買取業者に何社かお見積りして一番高くお見積りしてくれたお店に決めるといいでしょう。
■イタリア製人気ブランド家具の一例
■国内人気ブランド家具の一例
unico
飛騨産業
・中古品が人気の家具とそうでない家具がある
中古市場に出ると一気に販売価格が下がってしまう家具があります。それはソファやベッドなどの身体の接地面積が多い家具です。これらの家具は相当状態がいいか、人気のブランドのものでない限り買い取りを断られてしまうか、査定価格が低めになってしまいます。
逆に食器棚やテーブルなどの身体に密着することのない家具は中古でも売れやすいので、買い取ってもらえる可能性が高いと言えます。
3.少しでも高く売るには
・出来るところまでメンテナンスしてみる
なんだかんだで家具を高く買い取ってもらうために最も大切なのは家具の状態です。査定をしてもらうときに家具がキレイだと数百円~数千円、場合によっては数万円査定額に差が出てきます。
店舗に持ち込んだり、自宅に来てもらう前に自分で出来る限りメンテナンスをすると、査定額が上がったり、買い取りを断られずに済んだりします。
”隅々まで拭きあげる”など、簡単なことでいいので、一度家具をキレイにしてから査定してもらいましょう。
・業者選びは意外と肝心
どこの業者に売るかによって査定価格が大きく変わることはよくあります。ブランド家具はブランド家具をメインに買い取りしている業者に依頼したほうが査定額が高くなる可能性が高いし、新品購入価格がそんなに高くないノーブランドの家具でも近所のリサイクルショップなら引き取ってくれるかもしれません。
何社か選んで見積もりしましょう。
詳しくはこちら↓
引っ越しなどで不要になった家具を売りたい方! 買取業者を選ぶときに気をつけたいポイント3選!
4.家具選びから考える
・好きな家具を選ぶ
自分のお家って睡眠時間も含めるととても長い時間を過ごす場所ですよね。そんな生活の中心となる自分のお家は、自分の好きな家具に囲まれて過ごしたくありませんか?
もちろん高額な家具を買えという話ではありません。安くてたってオシャレな家具はたくさんあります。値段ではなく、自分で選んだ自分のお気に入りの家具に囲まれて生活するだけで、お家がより特別な場所になるってことをたくさんの人に知ってほしいんです。
それでも、「自分の家に置くなら~な家具がいい!」と家具にこだわりを持っている方々がたどり着くのは、結局高価なブランド家具だったりします。人気のブランド家具は丈夫でデザイン性が高いのですが、それよりもブランド家具の価値はストーリーにあると思います。
デザイナーが使う人の暮らしがより良くなるように考えてデザインして、職人が一つ一つ丁寧に作った家具を自分のお家で使うことにはそれなりの金額を払う価値があるのではないかと私は思います。
実際、そういう家具は中古市場でも高く売れます。量産された安価な家具だってお手軽にお部屋をコーディネートするには魅力的ですが、中古市場ではほとんど価値がなくなってしまいます。誰かが使った後だとしても価値があると言うのは、その家具本来の価値が世の中に評価されている証拠です。
「自分の部屋にどんな家具を置きたいか」という基準で家具選びをすることで、自然に中古でも売れる家具とそうでない家具の違いがわかるようになるかもしれません。
▼買い取りを依頼する前に、よければこちらもチェックしてみてください
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